
ジリジリと照り付ける太陽、とめどなく流れ出る汗。
夏という季節は、その日差しで容赦なく私たちの体力を奪っていきます。
果てには我々人間を「夏バテ」に追い込んでゆくのです…。

パーシー
気温も湿度も高いこの時期、カラダがまさに「ダルおも」な感覚になりますよね。
私も本当に夏が苦手です(夏生まれなんですけどね…)
今回はそんな夏を元気に乗り切りたい!という方へのサポートになればと思い、ハーブティーが大好きな私パーシーよりおすすめのハーブティーを紹介させていただきます!
ここがポイント~のんびりパーシーのハーブティー遍歴~
〇年間900杯以上ハーブティーを愛飲しています。
〇3年間、様々な季節の悩み対策にハーブティーを取り入れてきました。
以上の経験を通し、私自身の実感を踏まえて、良いな!と思ったハーブを紹介していきます。
ズバリ!真夏のおすすめハーブティー3選
レモングラスティー

東南アジアのエスニック料理には欠かせないレモングラス。
その名の通り、レモンによく似たさわやかな香りが特徴のハーブです。
イネ科の植物で、まっすぐに伸びる緑の葉はよく見る雑草そのもの!
ですが、インドでは数千年前から感染症や熱病に聞く薬草として利用されてきたという、生活にとても根付いたハーブなのだとか。
そんなレモングラス、注目するべきポイントは、胃の働きを刺激して消化を促す「健胃作用」が期待できる点です。
夏バテとともに食欲が落ちてしまうこの時期、食前のタイミングに飲むことで、楽しい食事をサポートしてくれます!
また、消化を促すという点から食後に飲む1杯にもおすすめです。
食べすぎた時には胃もたれの解消に役立ちます。

最近だと、飲食店のお冷に新鮮なレモングラスの葉が入っているシーンも見かけるようになりました。とにかく食事との相性がいいハーブなんですよね。
ローズヒップティー

真っ赤な果実が特徴的な、バラ科のローズヒップ。
ビタミンA・B・C・Dなど豊富な栄養素を持つことから、別名「ビタミンの爆弾」とも呼ばれています。
特筆するべきは、レモンの約10倍も含まれるというビタミンCの含有量です。
ビタミンCの効果としては、以下がよく知られています。
- シミやそばかすの原因であるメラニン色素の生成を抑える役割を持つ。
- お肌の弾力・ツヤを保つために必要な「コラーゲン」の生成を担うとされる。
こちらに加えて「疲労回復効果」と「免疫力を高める効果」も期待できるといわれています。
夏の強い紫外線を浴び疲れてしまうカラダには、この上なくマッチしたハーブティーだと言えますね♪
味は、すごく酸っぱい!ということはなく、ほのかに甘い香りと程よい酸味が美味しいです。
●余談ですが、ローズヒップティーはお酒をよく飲む・タバコをよく吸うという方にも飲んでいただきたいものとなっています。
お酒を飲んだ後は、体内でアルコールを分解する過程でビタミンCを消費します。
また喫煙時は、ビタミンCの吸収が妨げられる&更にビタミンCを消費するといわれています。
足りなくなりがちなビタミンCを、自然の恵みを取り入れてサポートしてみてください。

私はお酒を飲んだ後には1杯のローズヒップティーを飲むようにしています。栄養を補うことで、二日酔い予防にも一役買ってくれますよ。
ハイビスカスティー

南国に咲き、赤い花がトレードマークのハイビスカス。
ハーブティーの色も、目に鮮やかなはっきりとした赤色が特徴的です。
そして今回注目したいのは、ハイビスカスはクエン酸を豊富に含むという点です。
クエン酸と言えば、疲労回復の話題において、必ずと言っていいほど名前を見かけますよね。
食べ物だと梅干しや柑橘系の果物、キウイなどにも含まれる「元気の源」と言える成分です。
その他にも、ハイビスカスは
〇同じく疲労回復効果が期待できるビタミンCを含んでいる
〇むくみの解消に取り入れたいカリウムを含んでいる
〇鮮やかな赤色の正体はポリフェノールの一種によるもので、目の疲れを和らげる効果が期待できる
といった特徴があり、かなり優秀なハーブティーとなっています。

私としては、ハイビスカスは「自然界のエナジードリンク」と言っても過言ではないかなぁ、と思っています!
また、ハイビスカスはよくローズヒップティーと合わせて話題に上がるハーブでもあります。
(なんなら巷に売られているハイビスカスティーのほとんどが、すでにローズヒップティーとブレンドされているくらいです。)
ビタミンCを豊富に含んだローズヒップとは、合わせて飲むことでより高い疲労回復効果が期待できるようになります。
飲むタイミングはいつがおススメ?
朝~昼

ハーブティーごとに特徴があるためひとくくりにはできませんが、まずおススメなタイミングは朝(起床時)~昼にかけての時間帯です。
1日の活動が始まり、段々と体がエネルギーに満ちてくるその時にハーブを取り入れてみてください。
◎朝食と合わせた1杯、会社について一息つくときのコーヒー替わりの1杯、昼食と合わせた1杯…など。
温かい飲み物、食べ物を食べると、カラダにスイッチが入る感覚がありますよね。
うまく取り入れて、よりアクティブに日中を過ごしましょう♪
夜~寝る前(就寝1時間前まで)

次におすすめなタイミングは、1日の終わりに向かう夜~寝る前にかけての時間帯です。
カラダが目に見えて疲れているであろう時間帯ですから、自然の恵みを取り入れるにはぴったりですよね。
ハーブティーはノンカフェインで楽しめる点がいいところですから、夜にも気軽に取り入れることができます。
◎帰宅後の1杯、晩御飯と合わせた1杯、お風呂上がりの1杯…など。
また、寝る1時間ほど前に飲めば、カラダを温めながらゆっくりとおやすみモードに促してくれます。
ハーブティーはおおよそ利尿作用があるので、寝る直前の飲用はお気を付けくださいね。

私は夜のハーブティータイムがとにかく好きで、皆さまにおすすめしたいです。
ハーブの種類問わず、ナチュラルな香りも相まって気持ちが安らぎます…。
+α 複数回に分けて飲む!
もしハーブティーを飲む習慣ができてきたら、最終的には1日の内に複数回に分けて飲むことをお勧めします。
というのも、ハーブティーに含まれるビタミンやミネラルの中には、1度にカラダが吸収できる量が限られているものが多く存在するからです。
1日1杯ハーブティーを飲むだけでも十分に素敵な習慣ですが、もし1日2~3杯など飲むタイミングを増やすことができると、より高い栄養素の効果・ハーブの恩恵を感じることができますよ。

私の場合は、お昼ご飯の時に1杯、寝る前に1杯を習慣化しています。
あとは気分で朝の1杯に選んだり、夜に追いハーブしたりしています。
(追いハーブって字面、ちょっと危ないですかね…)
パーシーおすすめハーブティー販売店
私が普段使っているお店を一部紹介!
興味のある方はぜひ参考に、お店を覗いてみてください。
手軽さならやっぱり「無印良品」
無印良品では多様なブレンドハーブティーを取り扱っています。
お値段も比較的リーズナブルで、味もなかなか美味しいです。
(日中の水分補給にぴったりな水出しハーブティーも取り扱っています。)
今回の記事に関連して、「ローズヒップ&オレンジピール」と「ジンジャー&レモングラス」の2商品をざっくり紹介します。
ローズヒップ&オレンジピール
さわやかな酸味は健在で、オレンジをほのかに感じさせる香りが特徴のブレンドティーです。
ピール系ハーブがブレンドされているだけで、ハーブティー特有の野性味・自然味が和らぎとても飲みやすくなります。
他のハーブティー選びの際のポイントにしてみてもいいですね。
ジンジャー&レモングラス
レモングラスのさわやかさに、ジンジャーのほのかなスパイシーさがマッチしたブレンドティーです。
こちらは更にスペアミント、リコリスというハーブがブレンドされており、後味にスッキリとした甘みも感じられるものになっています。
ジンジャー入りで好みが分かれそうですが、イメージと違いかなり美味しくおすすめです。
本格派のあなたには「enharb(エンハーブ)」
ハーブティーの専門店と言えば、私はこちらの名前を1番にあげます。
ティーバッグタイプの使いやすいブレンドティーはもちろん、リーフタイプ(茶葉の状態)での販売も種類豊富に取り揃えています。
ご自身で味の調整をしたい方や、好きなハーブ同士をブレンドしてオリジナルハーブティーを楽しみたい方にはもってこいのお店です!
以下、今回の記事に関連しておすすめのハーブティーをご紹介します。
すっきりキュッと グレフル美巡茶
今回紹介した3種類のハーブが使われており、グレープフルーツやリンゴのフレーバー、そのほか数種のハーブも加わった専門店らしさあふれるティーバッグティー。
美味しさ・飲みやすさともに◎な、とても元気が出る1品です。
少しお値段はしますが、それに見合う価値のあるハーブティーと言えます。

個人的にはこちらのハーブティーがかなりお気に入りです。
美味しいからつい数杯飲んでしまうことも…!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
真夏におすすめなレモングラスティー、ローズヒップティー、ハイビスカスティー。
3種類ともクセも少なく、いろいろな方に飲んでいただけるハーブティーとなっています。
まだまだ暑い季節は続きますから、ぜひ1度試してみてください。
まずは無理なく、お好きなタイミングから取り入れてみてくださいね♪
それではまた、アナザー・のんびりライフでお会いしましょう(^^)
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